休息の場所はコインランドリー

でもここから始めよう 何かを今から始めよう

お盆休みという概念は概念君が食べてしまった。

お盆休みが全くない。

印刷関係の会社で営業職をしている兄は昨日からお盆休みで8月10日〜16日まで
お盆休みだという。

それに引き換え自分は色々と仕事でやる事が多くてまとまった休みなどとれるはずもない。

テレビ番組のADをやっていた頃に比べれば休めている方ではあるが、深夜まで
仕事をする事もあるし、定時で出社・退社という訳ではない職業であるので仕方ない部分もあるが、自分の時間は今一番欲しい。

友達から勧めてもらった漫画や映画に時間を費やしたり、買ったのに読めてない本が30冊ほどあるのでひたすら読書に時間を割きたいとも思っている。

いつの間にか「今週のパンチライン」をめちゃくちゃサボっていたので今回はそれについて書いていきます。

JFN PARK 【『裏ミッドナイト・ダイバーシティ―~正気のSaturday Night~』“俺たち!私たち!地上波ギリギリ芸人 Aマッソ編】より初回配信 16分42秒あたり

やっぱりね、大往生なんかは目指すべきじゃないよ】発言者 Aマッソ加納

JFN PARKのアプリをダウンロードし、個人情報の登録を済ませ音声コンテンツの
コーナーから該当するコンテンツを選択してやっと聴く事が出来るこの番組。

radikoの普及によりラジオリスナーの分母も増えつつある昨今ではあるが、
中々手間を取らせないと辿り着けない音声コンテンツである。

ただ、その分音声自体は無料で聴く事ができるし、radikoのタイムフリー機能みたく
見逃しで聴けはするが、3時間以内しか聴く事ができないといった縛りはない。

この番組はAマッソの他にはチャンス大城・コラアゲンはいごうまんという何とも
エキセントリックな人選の芸人3組がそれぞれラジオをやっていおり、
えっ?この3組?というラインナップに私は若干面を食らった。

NSC7期生で雨上がり決死隊の蛍原さんの元相方という経歴を持ち、様々な
事を自ら体験してその体験談を話すというのを芸にしているコラアゲンはいごうまん

心臓が体の右側にあり、他の臓器も通常と全て逆にある地下芸人界のトップに君臨するチャンス大城さんというどちらも一部ではカルト的人気を誇る芸人である。

余談ではあるが、数年前まで永野さんは芸風は上記の2組とは違えど同じくくりにされていた。

失礼な話ではあるが、僕は2012年当時、永野さんが阿佐ヶ谷ロフトAで主催していた深夜のオールナイトライブを見に行っていた時

「めちゃくちゃ面白いんだけど、きっとこの人売れないんだろうなぁ」と大学生の僕はそのように永野さんのことを分析していた。

ところが、テレビ朝日ももクロchan」へ出演を皮切りに知名度も向上し、
永野さんはあらゆる地上波の番組へと出演していった。

「竹山R&R」での永野さんの活躍ぶりも個人的には好印象であるし、
しぶとくやってきた人はやはり地肩の強さが違うなと思ったのもこの番組である。

フジテレビ「さんまのお笑い向上委員会」で天下の明石家さんまさんに向かって
「僕、BIG3に入ったんです」と悪びれもなく語る姿を誰が想像できただろうか。
(永野さん的にはタモリさんを蹴落としてBIG3の位置を獲得したというのも個人的に
面白いポイントである。)

話をAマッソのラジオに戻すが、
放送内で加納さんは「野心を持たないとね」と芸人として売れることへの熱を沸々と
語っている。

「昔の人はきっと野心をスゴい持ってたと思う」という話から
笠置シヅ子美空ひばりといった昭和に活躍した女性の名前を挙げる。

そして「死ぬ時に『これやり残したな』って思って死ぬっていうのがいいんちゃうかなって思う」という独自の持論を展開してから

やっぱりね、大往生なんかは目指すべきじゃないよ」という言葉を吐き出すのである。

人間誰しも安らかに眠る、やり残した事はない、いい人生だったと思いながら
死にたいと思っていたが、加納さんの考えはこれらに反する。

この考え方って何かに似ているなって思って考えたのだが、
相田みつを
【一生勉強 一生青春。】に通ずるものがある。

この詩を相田みつをは以下のように表現している。

 

一生勉強と一生青春は、一枚の紙の裏表のようなもの。

「年をとって困ることは、身体が固くなるばかりでなくて、
 頭が固くなること、心が固くなることです。
 心が固くなると、感動、感激がなくなります。
 一生青春を保つためには、心のやわらかさを保つこと。
 そのためには、具体的に何かに打ち込んでいくことだと思います。」


人間、何歳になっても学ぶことはあり、成長することを辞めたら
人間として終わりであると相田みつをも加納さんも言いたかったのではないかと
思う。

余談ではあるが、この放送の中で

「女芸人は売れたらオシャレになるのキモいよな」
「売れてる女芸人の飲み会はコスメとか韓国のマッサージの話とかで飛び交ってるらしいのよ。きっしょ、おもんな。」

 というこれまた中々なパンチラインを加納さんが吐いていたので気になる方は手間はかかりますが、JFN PARKのアプリから放送を聴いてみたらいかがでしょうか?

ラニチョバーにはお馴染みのSF世紀宇宙の子 フワさんについてのトーク
ございますので是非。

park.gsj.mobi


今回の豆's Power Push
プライマル/THE YELLOW MONKEY

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